2018年3月7日水曜日

今思えば資産運用に必要なことはすべて桃太郎電鉄で学んだ

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こんにちは。キュウキュウです。

 戸棚の奥の方にしまわれたスーパーファミコンを見つけてなつかしくなり、テレビにつなぎました。当時はブラウン管のテレビが普通でしたが、現在は薄型の液晶テレビが一般的です。時の流れを感じます。

 そして引っ張り出してきたのは1996年発売の桃太郎電鉄ハッピー。今思えば、資産運用で必要なことはすべて桃鉄で学んだのでした。



 スーパーファミコンのスイッチを入れてもなかなか起動しなくて困りましたが、それは経年劣化ではなく当時からでした。スーパーファミコンのソフトの起動に一発で成功した友人はどこの世界でも神の手、いわゆるゴッドハンドと呼ばれておりました。

 22年前のセーブデータがそのまま残っていて感動。そして、今でも現役でスーパーファミコンが動くことにまた感動。任天堂ってすごい・・・。

 そして妻と一緒に桃太郎電鉄をはじめました。

 桃太郎電鉄は30代にとっては子ども時代に遊んだゲームなのでとても懐かしいと思います。知らない人のためにすこし説明します。桃太郎電鉄は日本全国を電車で旅しながら、与えられた1000万円をいかに増やすか競うゲームです。お金の増やし方はいくつかあります。
(1) ゴール駅に到着する (1億円くらいもらえる、年月とともにインフレしていく)
(2) 青色の駅にとまる (1000万円くらいもらえる、年月とともにインフレしていく)
(3) 物件に投資する (初期投資額に収益率をかけたものが毎年もらえる)

 この中で、最も重要なのが(3)になってきます。例えば、出雲駅で、そば屋を1000万円で買うと、このそば屋は収益率が50%なので、年収500万円が確定します。余談ですが、今現在リアルで小規模な事業をしているので、開業資金1000万円、年収500万円と聞くと妙にリアルに感じます。大きく儲けている社長さんなんて一握りで、大部分の自営業者はこんなもんなんじゃないでしょうか・・・。当時、小学生だった私は、ゴールすれば1億円がもらえるのに、投資しても500万円しかもらえないのか。1000万円減るのがもったいないから、ゴール駅をとにかく目指そう!と思い、ゴール駅ばかり目指していました。

 最初はそれでもそこそこの成績をおさめられますが、ゲーム内時間が、3年、4年、5年と経過するにしたがって、コツコツ投資してきた人が一気に成長してきます。1000万円収益率50%の物件では、年収500万円ですが、これらの物件を10に増やすと、年収5000万。100に増やすと年収5億。こうして、あっという間にゴール駅は目指さなくても良いものに変化します。

 当時、すごろくにもかかわらず、ゴールは別に目指さなくも良いという自由度に衝撃を受け、また、コツコツ投資すると、後から莫大な利益を生むということにも衝撃を受けました。ゴール駅を目指す(自分が働く)だけでなく、物件を買う(お金にも働いてもらう)ことで、10年後、20年後の莫大な利益につながります。しかし、桃太郎電鉄において物件はリスクのある商品でもあります。台風、噴火、怪獣の襲来を受けて、損害が発生したり、価値が0になったりします。そこで当時の小学生の間でも分散投資は常識でした。ある地域の物件に集中投資していると、突然価値が0になることがあるからです。

 さて、リアルで私はようやくインデックス運用による国際分散投資の長い旅に出ました。
リスク資産は約270万円。まだまだ少ないですが、少しずつ積み立てていきます!20年後、30年後の利益を夢見て!


追記:実はほそぼそとシリーズが続いていたみたい。
http://www.konami.jp/momotetsu/
でも最近新作でてないですねえ。PS4やスイッチで登場すれば、また盛り上がるだろうなあ。

追記:ちなみに22年前の桃太郎電鉄ハッピーは今やっても全然古さを感じさせません。地域で有名なものが物件として登録されており、有名なものは今も昔もあまり変わらないからだと思います。ある条件を満たせば、電車が新幹線やリニアモーターカーに変化するのもとても今風です。せいぜいオリンピックの舞台が長野ということくらいでしょう。22年前を彷彿とさせるのは。

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