2018年3月10日土曜日

これから投資(資産運用)をはじめようとしている皆様へ、インデックス投資唯一の欠点はつまらないこと?

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 こんにちは。キュウキュウです。

 資産運用の情報を集めるため、本を読んだり、投資ブログを読んだりしていると、だんだんと世間から感覚がずれていきます。その中でも特にずれてるんじゃないかと思うのが、次の主張です。





インデックス投資唯一の欠点はつまらないこと

 確かにインデックス投資は積み立ての設定をしてしまえば、特にすることはないので、この意見はよーくわかるのですが、刺激に満ちあふれていた、投資初心者の時期を上記の主張者は忘れているのではないかと思います。

 2017年に投資をはじめられた皆様は、まだ運用額が少ないにもかかわらず、はじめてのリスク資産でドキドキわくわくしていることと存じます。そして、2018年、つみたてNISA や idecoで投資をはじめられた皆様、はじめようとしている皆様、大丈夫、安心してください。投資がつまらないと感じるのは、日々、企業分析にいそしみ、個別株式投資に精を出していた、ごく一部の個人投資家だけです。インデックス投資は山あり谷あり、十分にドキドキわくわく、Excitingなのです。



インデックス投資がつまらなくなったら上級者の仲間入り

 最初の内はファンドの基準価額が気になって、何度も証券会社のWebサイトを見たり、資産管理ツールにログインしたりすると思います。この現象は初心者に共通して見られるらしく、カンチュンド先生は以下のように述べておられます。
曰く、180日がひとつの分水嶺なのだと。最初の180日を超えると、リスク資産を持っていることにいい意味でなれてくるのだと思います。だんだんと一喜一憂することもなくなってくるでしょう。私は、ここまで来て、ようやく中級者だと思うのです。

 そして、このときインデックス投資がつまらないと感じているならば、別の誘惑に打ち勝つ必要があります。それは、もっと儲かる資産配分を探してみたり、スマートベータ指数に資産の大部分を傾倒したり、一国集中投資を行ったり、インデックス投資を飛び越えて、個別株の吟味をしてみたり、アクティブファンドに傾倒したり、あやしいファンドに手を出したり、あやしい投資用不動産に手を出したり・・・。インデックス投資がつまらくなるタイミングで、あらたなワクワク探しをしてしまうかもしれません。そしてワクワク探しも徒労に終わると悟ったとき、真のインデックス投資家になれるような気がします。

 軸がぶれないためにも、何冊か資産運用の教科書を持っておくことをお勧めいたします。

マルキール著、ウォール街のランダムウォーカー

インデックス投資の理論の本。専門的ですが、平易な言葉で書かれており、難しい数式もでてこないので、経済学や数学、金融工学を知らなくても読めます。インデックス投資の理論を知っておけば、暴落に遭遇しても心穏やかでいられます。

カンチュンド著、楽して増やそう バラつみ投資

 インデックス投資を軸に、国際分散投資を簡単に実践するための教科書。日本だけでなく、海外の資産もバランスよく買う国際分散投資と株だけでなく債券や不動産も組み入れる資産分散投資を通して、インデックス投資家の中でも平均点を積極的に狙っていく手法が平易に解説されています。


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