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こんにちは。キュウキュウです。
eMAXIS Slim 全世界株式 (地域均等型) が登場するんですってね!
日本株:先進国株:新興国株=1:1:1で買い付け、定期的にリバランスしながら運用すると思われます。資産配分均等派にとって朗報です。
楽天全世界株式インデックスファンドを積み立てている人は選択を迫られるのではないでしょうか。市場平均ポートフォリオ?それとも、地域平均のポートフォリオ?
さて、今日のテーマはこの、eMAXIS Slim 全世界株式 (地域均等型) をもちいて、eMAXIS Slim バランス8資産均等のリスクを調節するお話です。
8資産均等バランスに全世界株式(地域均等型)を加えてリスクを上げる
eMAXIS Slim バランス8資産均等は、日本株、先進国株、新興国株、日本債券、先進国債券、新興国債券、日本不動産、先進国不動産を均等に買い付けます。そのため、株式比率は3/8に固定されるため、もっと株式比率を高めてリスクを高めたい人は、さらに別々のインデックスファンドを付け加える必要があるのでした。しかしながら、今回全世界株式(地域均等型)が登場することで、ポートフォリオを単純化することができるようになります。表1に8資産均等と地域均等を10%間隔で比率を変えて買い付けた場合の、株式%、不動産%、債券%および、期待リスクと期待リターンそして、合成された信託報酬を示します。
表1. 8資産均等と地域均等への資産配分と、期待リターン、期待リスクの関係
通常のバランスファンドの場合、株式比率を上げれば上げるほど、信託報酬が上がっていきますが、8資産均等と地域均等で単純化されたポートフォリオでは、株式比率を上げれば上げるほど信託報酬は下がっていきます。8資産均等は単体でも十分に期待リターンと期待リスクのバランスがよいので、株式比率を上げても、リスクが上がった割りにリターンはあまり上がりません。単位リスクあたりのリターンで比較すると、8資産均等がもっともよくなり、元本割れ確率も最も低いと思われます。もっとも、ウォール街のランダムウォーカーのマルキール教授なんかは、若い人は株式比率が高めでよいとしているので、仮に、株式比率70%、不動産10%を目標アセットアロケーションとすると、上の表から、(50,50)ないし(40,60)が適切であると簡単に求まります。
追記
eMAXIS slim バランス 8 資産均等の信託報酬が0.16%に値下げされると発表されました。すごすぎですね! マネックス証券や松井証券のidecoでも取り上げられていますし、盛り上がってまいりました!そういうわけで、上記の表はもう時代遅れのものになります。以下に改訂版を示します。
表1. 改訂版
上記信託報酬は税抜き
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