2018年5月29日火曜日

スタンフォード大学の経済学者も薦める25歳から始める資産運用

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こんにちは。キュウキュウです。
最近「スタンフォード大学で一番人気の経済学入門ミクロ編」を読んで、その「個人投資」の章に目がとまり、ついつい何度も読んでしまいました。その論理の格子は、私が信じて実行している「月12万円投資にまわして、30年で1億円をつくる」とほぼ同じなので、自信がつきました。

著者の主張は次のようなものです。(キュウキュウ要約)
「アメリカでも老後に備えて十分な貯蓄(預金や株や債券等)をしている人は少ない。(※1) 長期的な資産を築くうえで、複利の力はすさまじく、年利5%の運用に成功すれば最初の年に投資したお金は40年後7倍※2になる。40年といえば、仕事に就き始める25歳の若者が、定年退職(65歳)するまでの期間である。例えば、年間5,000ドル(約50万円)投資に回せば、退職する頃には100万ドル(約1億円)になる※3。年利5%の運用は非現実的ではない。例えばこれまでアメリカ株は平均的に10%のリターンをあげてきた※4。」

※1 ところで、日本の資産運用本(投資本)や証券会社の説明では、「アメリカの貯蓄内訳では、投資信託や株の割合が高いのに、日本の貯蓄内訳では預金の割合が大部分を占め、投資信託等のリスク資産は20%程度しかない云々。」と、まるでアメリカを見習って貯蓄(特に投資)にはげみましょう!とでも言わんばかり。しかし、ウォール街のランダムウォーカーでも、上記の経済学入門でも、「アメリカ人は貯蓄しない」と苦言が呈されています。どこの国も事情は同じなんですね笑
※2 年率何%で運用できたことになるのかは、やってみなければわからない。しかし、運用期間だけは自分で決められる。なるべく長く運用したほうが運用成績は安定するし、複利の効果が働けばそれだけ資産は増えやすくなる。資産運用を始めるなら社会人になってすぐがよい。
※3 年間5,000ドルは日本円にして約54万5千円(1ドル109円として)。それを12で割ると1月あたりの積立額は約4万5千円これを年利5%で40年間回すと約6,900万円。十分にインパクトのある数字ですが、100万ドル(1億円)はサバを読みすぎではないか笑。しかし運良く7%の運用に成功すれば1億円を超えます。ちなみに、1月あたりの積立額4万5千円は、つみたてNISAとサラリーマンのidecoを併せたくらい(33,333円+23,000 = 56,333円)なので、非課税の恩恵を受けながら老後の資産を築くのに、つみたてNISAやidecoの入れ物はよくできています。
※4 アメリカ株の市場全体を買う場合は、楽天全米株式インデックスファンドが信託報酬も安く便利です。アメリカ株だけでなく、世界中に分散投資したい場合は、楽天全世界株式インデックスファンドがよくおすすめされます。株だけじゃなく、債券や不動産にも分散投資したい場合は、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)がよくおすすめされます。いずれも優良なファンドなので、機会をうかがわず淡々と積み立てることで、30年、40年後報われるでしょう。信託報酬等のランニングコストは、運用成績を確実に下げます。例えば年間コスト1%の投資先は、確実に運用成績を1%下げます。この1%は40年後ものすごい差になります。例えば、毎月4万5千円を年利5%で回せば6,900万円になりますが、年間コスト1%をはらえば、それは年利4%で運用したことになるので、あなたが受け取るお金は5,300万円に過ぎません。この年間コスト1%とは、いわゆるロボアドの年間コストに相当します。各種ロボアドは、資産配分に工夫があるとはいえ、いずれもインデックス運用による国際分散投資という手法を用いています。投資先が世界全体なので、同じく世界全体に投資する低コストインデックスファンド(やバランスファンド)に対して常に1%不利になることに留意が必要です。
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