2018年5月9日水曜日

今買いのアクティブファンドランキング! 世界経済インデックスファンドが堂々の3位。違和感はんぱねえ笑

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こんにちは。キュウキュウです。
なんでも、「今買いの投資信託ランキング」のアクティブファンド部門で、「世界経済インデックスファンド」が3位に選ばれたそうです。(参考:積極的にリターンも狙う!いま買いのアクティブ型投信はどこ?) 世界経済インデックスファンドはインデックス投資界隈で人気のあるバランスファンドなだけに違和感半端ないです。今日はインデックス投資をはじめたばかりの人が混乱するかもしれないので、初心者向けに記事を書きます。


世界経済インデックスファンドはインデックスファンドです

 世界経済インデックスファンドは、株式比率50%債券比率50%のバランスファンドです。株式部分は以下の3つのインデックスファンドを各地域のGDPを参考に組み合わせています。
 ・国内株式(TOPIX)
 ・先進国株式(MSCIコクサイインデックス(円ベース))
 ・新興国株式(MSCIエマージングマーケットインデックス(円換算ベース))
また、債券部分も以下の3つのインデックスファンドを各地域のGDPを参考に組み合わせています。
 ・国内債券 (NOMURA-BPI総合)
 ・先進国債券 (FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース))
 ・新興国債券 (JPモルガン・ボンド・インデックス・エマージング マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円換算))
それゆえ、世界経済インデックスファンドは紛れもないインデックスファンドということになります。アクティブファンド扱いされているのは、つみたてNISAにアクティブファンドとして登録してあるからだと思われます。なんでも、つみたてNISAでインデックスファンドとして登録するためには、連動すべきインデックスが必要なのですが、世界経済インデックスファンドには連動すべてインデックスが存在しないのだとか。しかしそれを言ったら、大部分のインデックス投資家は、インデックスファンドを組み合わせて自分なりの資産配分をしているわけで・・・。ほぼ全員アクティブ投資家というわけのわからないことになってしまいます。そういうわけで、厳選した銘柄に投資することにより市場平均を大幅に超えてやるぜ!といった文字通りアクティブな投資をしたい人にとって世界経済インデックスファンドは第一選択にならないことに留意する必要があります。また、インデックス投資に興味があるけど、世界経済インデックスファンドはアクティブファンドだからと敬遠している人がいるなら、世界経済インデックスファンドはその名の通り、インデックスファンドなので安心してよいと思います。
 ちなみに、つみたてNISAにおいて、目標リスク水準を定めて、毎年機動的に資産配分を変化させることをうたっている eMAXIS 最適化バランスシリーズがインデックスファンド扱いなのはかなり謎です。最適化バランス指数なるものに連動するからインデックスファンドという理屈なのですが、その最適化バランス指数の中身がブラックボックスすぎます笑。

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