毎月12万円投資に回して、30年間、年利5%で回すと1億円になると知ったキュウキュウ(博士(工学))が、実際に積み立て投資を実践するブログです。投資戦略は、唯一科学的に認められたインデックス投資で市場平均を狙います。またポートフォリオは理論通り、国際分散投資です。 私は小さな塾を経営しているので、ときどきホンネの教育論もアップしていきます。
2018年5月16日水曜日
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史を買いました。富の本質を思い出させてくれます!
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こんにちは。キュウキュウです。
「角川まんが学習シリーズ 日本の歴史」を買いました。
久しぶりに歴史に触れるといろんな発見がありますね。今日はこの中でも1巻(人類誕生~縄文、弥生、古墳)から気になったことを紹介します。
マンモスやイノシシを捕まえたり、木の実を採取して生活していた当時、最大の関心事は、その日食べるものをいかに調達するか?ということでした。しかし人類は、木の実を植え、育てれば、後により多くの木の実を収穫できることに気がつきます。また、外国から教えてもらった稲作の技術により、米を蓄えることができるようになりました。「富」の誕生です。そして人類はこの「富」を巡って争っていくことになります。1巻から始まる日本の歴史はほぼ戦争の歴史です。
争いの種になったこの「富」ですが、しかしなければよかったのかというとそんな単純な話ではないのが面白いところです。そもそも富は食料の安定生産(農業の発達)の過程で生まれました。これがなければ人類は未だに不安定で危険と隣合わせな採取・狩猟生活をしていたはずです。また、1巻から読み取れるのは富の本質です。現代において富の象徴はお金です。しかし、本当に必要なのは食べ物であり、水であり、家であり、服であることを本書は思い出させてくれます。
現代人として、私は世間様に何らかの価値を提供し、お金を稼ぎ、さらにそのお金を使って株式・債券・不動産に投資して、富を拡大し続けています。しかし、生きるのに本当に必要なものは今も昔も変わりません。ひょっとしたら、もしものために、農業技術を身につけ、建築を学び、そして服飾技術を身につけることが経済的自由を手に入れる近道なのかもしれません。
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