2018年5月20日日曜日

「りそな銀行 成果報酬型の資産運用サービスを開始」あまりおすすめできませんが

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こんにちは。キュウキュウです。
今日の日経で「りそな、成功報酬だけで投信「お任せ運用」 」という記事が載りました。成果報酬型の資産運用サービスは初の試みだそうです。しかし、成果報酬が含み益の30%というのは高すぎだと思います笑。しかし、これまで成果報酬型のサービスがなかったので、単純に投資信託と比較することはできません。なぜなら投資信託のコストは含み益ではなく、預かり資産(評価額)に対してかかってくるからです。これを成果報酬型になおす場合は期待リターンに対する年間コストの割合を計算することになります。例えば、全世界の株式に投資する楽天全世界株式インデックスファンドの場合、信託報酬が0.2396%(隠れコストは無視)です。ここで、期待リターン※1年間6%とします。そうすると、楽天全世界株式インデックスファンドに投資する人は、0.2396/6 = 約4% の成果報酬を平均的に払っていると見なせます。りそなのお任せ運用に比べるとかなり低い値です。

※1 期待リターン (現段階での私の理解)

株式の期待リターンとは、投資家が株式に期待する(望む)リターン。株式は、会社の業績により配当金や株価が上下し、最悪倒産によりゼロになるが、適切に分散されたポートフォリオ(全世界株式)を持つことにより個別株リスクは消失する。しかしながら、価格変動リスクはゼロにはならず残り、標準偏差にして20%ほど年間上下する。そのようなリスクを投資家は負うため、投資家は定期預金や国債の利率よりも高いリターンを要求する。そうでないと誰も株を買ってくれない。現在、アメリカ国債の利率が3%に達したそうで、投資家は株式のような価格変動リスクを負わなくても、安全に3%の利回りで運用が可能である。債券よりもいくら利回りが高かったら株式を買うだろうか? +2%か+3%程度が妥当ではないかと思う。
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