インデックス投資家が漠然と期待していること～NYダウ5万ドル突破！～

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こんにちは。キュウキュウです。
きょうはかの有名な72の法則を取り上げたいと思います。
利回り×資産が2倍になるのに必要な年数＝72
というやつです。この公式を使うと、インデックス投資家が漠然と期待している未来が見えてきます。例えば、株式の利回りをざっくりと5%～7%と見積もると以下のようになります。
利回り5% の場合　今から14.4年後　2032年　NYダウ5万ドル突破！！
利回り6%の場合　今から12年後　2030年　NYダウ5万ドル突破！！
利回り7%の場合　今から10.3年後　2028年　NYダウ5万ドル突破！！
イメージしやすくするために、NYダウという象徴的なインデックスを取り上げましたが、別に米国株集中投資をすすめているわけではありません。MSCIコクサイや、FTSEグローバルオールキャップインデックス等、個々人の投資方針に合わせたインデックスに対して、それが10年～14年後に2倍になっている未来を想像してみよう！ということです。ここで、「そんなに株価が上がるわけない。今がもう株価の限界だ」と考えるなら、そもそも株式投資すべきではないように思います。また、そのように考える人は暴落を待ってから投資することもできない可能性があります。株価が暴落したまさにそのとき、「今がもう株価の限界だ」という考えが脳裏をよぎるだろうからです。もちろんインデックス投資家は、株式投資には期待リターンだけではなく、標準偏差で表されるリスクが存在することを正しく理解し、毎年のリターンはプラスになったり、マイナスになったりを繰り返すので、72の法則のような単純な複利計算で表されないことを知っています。しかしながら、長期的には株価が上がっていくと信じて投資しているはずです。私が生まれた1980年代から、現在までNYダウは約20倍に成長しており、その事実だけでクラクラするのですが、これからもNYダウのように、世界の株価は上がり続けると私は信じております。
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