2018年2月28日水曜日

世界経済インデックスファンド運用報告書を見ながら思う均等配分へのあこがれ

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こんにちは。
キュウキュウです。
世界経済インデックスファンドの運用報告書があがってきましたね。
2017年はすべての資産が増大した近年まれに見る豊作年だったようです。

以下は株式部分の騰落率です。()内は組み入れ比率の2倍です。
日本株式 26% (10%)
先進国株式 21.7% (60%)
新興国株式 35.5% (30%)
以上より、株式部分の平均騰落率は、26 * 10% + 21.7 * 60% + 35.5 * 30% = 26.27% となります。

過去の値動きはこれからの値動きと関係ないので、以上の結果より、これからは新興国の時代!新興国100%でよい。などというつもりはありません。ただ、3資産の単純な平均は
(26 + 21.7 + 35.5)/3 = 27.7 %となり、GDP比を参考にした資産配分をアウトパフォームします。また、市場平均ポートフォリオをざっくりと1:8:1とすれば、
26 * 0.1 + 21.7*0.8 + 35.5*0.1 = 23.51 ですから、均等配分ポートフォリオの方がよかったということになります。

ということは、ニッセイインデックスパッケージ内外株式やemaxis slim 8資産均等もそんなに頭悪くなくね?と思うのです。

市場平均の定義は時価総額ポートフォリオなので、それからはずれた運用はすべてなんらかのアクティブ判断をしています。しかしながら、均等配分にそこまでアクティブさを感じないのもまた事実なんです。わからないから全部買っておこう。資産配分もわからないから、同じにしておこうというのは合理的とすら思えます。

しばらくは(ひょっとすると5年とか10年とか)、市場ポートフォリオと均等配分の間で揺れ動きそうです。

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