2018年1月22日月曜日

【投資で】家族巻き込んで資産運用することになりました。その説得法とは?【世直し】

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登場人物

キュウキュウ(私)





父:知人が退職金の運用を始めたらしいんだ。

私:へえ。どうんな?

父:だよ。株を買うんだ。

私:株なんかやめておきなさい。

父:大丈夫。余剰資金だよ。

私:余剰資金なもんか。退職金は大切な老後の資金でしょうに。だって、定期収入がなくなるのでしょう(年金以外)。株を最も買ってよいのは、20代です。次に買って良いのは30代、そしてその次は40代・・・。虎の子の退職金で株を買うのは愚かとしか・・・。

父:でも資産運用・・・

私:もしも本当に "余剰資金" なのだったら、とらなくてもよいリスクを減らすために、世界中の株と債券をざっくりと半分ずつ、くまなく買うことだ。今は低コストのファンドがある。株式ファンドならだいたい信託報酬0.2%、債券(ないし不動産)もあわせたメンテナンスフリーのファンドなら0.2%~0.5%程度で買える。僕はファンドを通して、すでに世界中の資産を買ってるよ。

私:ぼくが、退職金で株を買うのはやめなさいというのは、株は倒産リスクがあるし、値動き(リスク、標準偏差)も激しすぎるからなんだ。1年間で20%儲けようと思うと、かなりのリスクをとる必要がある。そんなの危険すぎると思うんだ。でも、1年間に5%程度なら?国際分散投資によってもっと低いリスクで達成可能だ。

私:ところで、投資信託って損するようなイメージない?

母:確かに。損するイメージ。

私:それはね、これまで投資信託の販売手数料や年間にかかってくる信託報酬が高すぎたからなんだ。ファンドを買うだけで、3%、さらに年間2%とか3%とかとられていたら、何も残らないよ。株式の期待リターンがざっくり5%だとして、3%もひかれたら、2%しか残らない。だから損する確率が高いんだ。

私:つまり、イメージの中の投資信託は、確かにイメージ通りで証券会社や銀行だけが儲かり、投資家が儲かるようにはできていなかった。これにはどうも金融庁も苦々しく思っていたらしいんだ。というのも、金融庁は、国民にもっと豊かになってもらいたいと思っていたからだ。そこで、つみたてNISAという非課税制度を作って、そこで買えるファンドを、長期保有、分散投資に向いたものだけに限定したんだ。

私:すでにものの値段が高くなり始めている。灯油(数年前は60円。2018年88円)やガソリンは一昔前よりもかなり高くなった。野菜だってとても高い。今後20年間でインフレが進むと、せっかくためていたお金の価値が目減りしてしまう。だから、年間リターン20%なんか目指す必要はないけど、インフレに勝てるように、5%程度を目標に一部の資金を運用していくことは有用だと思うよ。

母:もうキュウキュウにおまかせしちゃいましょうよ。

父:そうだな。よし、余剰資金の運用をまかそう。

私:ちょっと待って!そんなことしたら贈与税かかっちゃうでしょ!それに、ぼくはつみたてNISAの非課税枠を使い切っているから、ぼくが運用してもあまりメリットがないんだ。そこで、どうするかっていうと・・・。子どものジュニアNISA口座と妻のつみたてNISA口座を使う。ジュニアNISAは年間最大80万円まで拠出して、5年間非課税で運用できるんだ。つみたてNISA口座は年間40万円まで拠出できて、20年間運用できる。しかもこの額なら、贈与税がかからない。ぼくは、つみたてNISAやら、確定拠出年金やらで全力しているから、せいぜいジュニアNISAに20万円くらいしか出せないんだ。

父:なるほど。ということは、例えば私が30万円贈与して、
母:私が30万円贈与すれば・・・
父&母:効率的な運用ができる!!

私:・・・というわけなんだ!

妻:なるほど!そしたら私も早速証券口座をつくるわ。使える非課税枠は全部使って全力で運用しましょう!!

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