2018年1月29日月曜日

米国ドル建て終身保健 低解約返戻型はリスクフリー商品なのか?

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こんにちは。キュウキュウです。

実は学資保険代わりに米国ドル建て終身保健 低解約返戻型 を持っています。これは、払込期間中の解約返戻金を70%とすることで、月々の保険料を安く抑えた商品になっています。ゆえに、ドル建てで銀行預金に比べれば増えているはずです。しかも元本割れもしません。

ところが、この払込期間中に解約すると返戻金が70%に(-30%!)になってしまうというのがくせ者なのです。学資保険代わりにするとすると、設計にもよるかと思いますが、18年間の長期積み立てとなります。

さて、この積み立てマラソンに成功する確率(成し遂げる確率)はどれくらいでしょうか?

とある保険会社のファイナンシャルプランナー曰く、50%とのことです。私は気合いで積み立てマラソンに臨みますが、統計学的にはどうでしょうか。50%の確率で積み立てに失敗するならば、その期待値は、この商品は買った瞬間に15%元本割れしているということになってしまいます。

それに比べて、つみたてNISAならどうでしょうか。いつでも積み立てをやめられますし、売りさえせずに20年以上保有すると、ほぼ元本割れがないと言われております。長期積み立てを絶対に成功させる自信がないなら、貯蓄型といえども、生命保険はリスクの高い商品と言えそうです。

さて、中立な立場で資産運用を助言する職業の人を思い浮かべてください。どんな仕事でもクレームゼロはありえません。しかし、なるべくクレームを減らしたいと考えています。どんな金融商品をおすすめすればよいでしょうか? 低解約返戻型の生命保険でしょうか。それとも、インデックス運用により国際分散投資をする投資信託でしょうか。確率的には後者のほうがクレームが減るはずです。

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