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こんにちは。キュウキュウです。
一般に株式と債券は逆の値動きをするため、両方買っておくと、リスクが軽減されると言われております。ところが、本当の暴落時には株式も債券も両方値下りしたのでした。(値下り率は株式>債券)ということは、たとえバランスファンドであったとしても、ファンドの基準価額を決めているのは株式であり、暴落から回復までじっと待つしかない以上、債券クラスなんかいらないということになるのでしょうか。
そこで、2008年のリーマンショックを経験したファンドを楽天証券の検索で見つけてまいりました。
比較するのは、
「インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・ファンド」先進国の株式に投資(信託報酬0.76%)
と
「セゾンバンガードグローバルバランスファンド」日本内外の株式と債券に1:1で投資(信託報酬0.68%)
です。
まずはMSCIのほうから
暴落前高値から元の水準に戻るまで約7年。
暴落時(リーマンショック)から暴落前高値の水準に戻るまで約5.6年を要しています。
それに対して、セゾンバンガードグローバルインデックスファンドはどうでしょうか。
暴落前高値から元の水準に戻るまで約5.8年。
暴落時(リーマンショック)から暴落前高値の水準に戻るまで約4.4年を要しています。
この結果から明らかなように、国内外の株式と債券にバランスよく投資する場合、約1年も回復が速くなるようです。しかしそうはいっても、4.4年かかります。この結果を踏まえて、リスク許容度を設定する必要があります。
なんだ・・・債券まぜても回復まで何年も我慢しなければならないのは同じじゃん?
1年長く待つくらいどうってことないよ!という人は株式100%ポートフォリオで大丈夫だと思います。でもできるだけ速く暴落時の傷を癒やしたいと考えているなら、ある程度債券を保有して、リバランスすべきだと考えられます。
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