毎月12万円投資に回して、30年間、年利5%で回すと1億円になると知ったキュウキュウ(博士(工学))が、実際に積み立て投資を実践するブログです。投資戦略は、唯一科学的に認められたインデックス投資で市場平均を狙います。またポートフォリオは理論通り、国際分散投資です。 私は小さな塾を経営しているので、ときどきホンネの教育論もアップしていきます。
2017年12月28日木曜日
つみたてNSIAの出口戦略について・・・っていうかそんな大仰なものいるの?
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こんにちは。キュウキュウです。
すでにつみたてNISAの設定を終えられた方も多いかと存じます。
まだ2018年1月にもなっていないのに、すでに出口戦略(20年後を見据えた売却戦略)の話題がちらほらネット上に見つかります。
曰く、「つみたてNISAの非課税の恩恵を最大限に得られるように、15年後くらいから、売却することを考えながら運用し、20年たつ前に売りましょう!」
といった論調が目立つように思われます。
しかしながら、インデックス投資家は、いつ高値であるかの判断を放棄しています。そして、そもそもそんな判断は科学的にできないと信じています。ゆえに、例えば、15年度、今が高値だと判断して売却するメリットよりも、残り5年間運用できない機会損失のほうを心配すべきです。
ところで、20年間放置した投資信託はどうなるのでしょうか。どうも特別何もしなくても、自動的に課税口座に移されて、そのまま運用が続くようです。ここで、課税口座の取得価額は、平均取得価額ではなく、20年間の間に値上がりしたその価格となります。ゆえに、自動的に課税口座に移されても、きちんと非課税の恩恵は受けられるのです。
そういうわけで、私はほったらかすつもりです。特に何も考える必要はありません。2018年に投資したものは20年後に課税口座に移され、2019年に投資したもはまた、20年後に課税口座に移されるので、毎年毎年課税口座に一定額が移されることになります。つまり、今から20年後から、さらに20年かけて、課税口座に移されていきます。
何もしていない割りに、知的な行動に見えませんか?何もしないのが最も合理的なように思われるのです。
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