2017年12月28日木曜日

車の中で交わされた株に関する親子の会話

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こんにちは。キュウキュウです。車に乗りながら、父と株に関する話題が出たので、メモしておきます。普段株の話題は同世代としかしないので貴重な体験です。


父:今は日本だけでなく、海外の株も上がっているらしいね。様々な要因が影響しあっ て、世界同時株高になっている。とても珍しい状況だ。また株に参戦しようか・・・。しかし株高だからこそ気をつけなければならない。世界同時株高を支えているのはきわどいバランスで、何か悪材料が少しでもでれば、すぐに株安になろう。世界同時株安もあり得る。

キュウキュウ:確かに世界同時株高はとても希なことのようだね。しかし、株高だから気をつけるといっても、父さんは何に気をつけるつもりなのさ。株価の暴落を気にするというのは、まるで、安いときに株を買って、高いときに売り抜けることが可能であるかのように聞こえるのだけど・・・。経済学の本を読んで勉強した結果、そもそもそんな芸当は無理だと思うんだ。なぜなら、今の株価は常に適正だから。我々には想像も付かないような頭の良い人たちが、全力で企業分析をして、コンピューターも併用して、ものすごい速さでトレードした結果が、今の株価なのだから、それはもう適正な価格だと思うんだ。そうすると、現時点で割安な株は存在しないので、父さんは株を安く買うことはできなよ。また、現時点での割高な株も存在しないので、値段以上に利益を出そうと思っても無理だよ。経済学者の教えるところによると、株価は、今の適正価格の周囲でランダムに変動するだけなんだ。じゃあ、どうして高く売れない株を買うのか?それは配当金がもらえるからに他ならないし、世界経済の成長(GDPの増大)にともなってゆるやかに(年3%程度)株価も上がるからなんだ。だから、明日の価格変動を気にしてもしょうがないし、暴落を気にすることもない。株でうまくいく唯一の方法は、いろんな国の株を買って、売らずに持ち続けることなんだ。ぼくは、まとまった株を買うほどお金がないので、代わりに、世界経済に投資するタイプのインデックス投資信託を少しだけ買ってるよ。

父:ふむ。なるほどなあ。おまえの言うとおりかもしれんなあ。経済に詳しい不動産屋も似たようなことを言っていたよ。「私も若い頃は、株のトレードをいろいろしてみたけれど、結局、手堅い企業の株を買って、配当金をもらうのがよい」だってさ。

キュウキュウ:その話は経済学的にもうなずける話だね。教科書によると、トレードすればするほどトータルリターンは下がっていくそうだ。合理的な投資法は、やっぱり株を買って放置するか、インデックスファンドを買って気絶しておくかしかない。

父:ふむう・・・。なるほどなあ・・・・。

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