毎月12万円投資に回して、30年間、年利5%で回すと1億円になると知ったキュウキュウ(博士(工学))が、実際に積み立て投資を実践するブログです。投資戦略は、唯一科学的に認められたインデックス投資で市場平均を狙います。またポートフォリオは理論通り、国際分散投資です。 私は小さな塾を経営しているので、ときどきホンネの教育論もアップしていきます。
2017年12月31日日曜日
悩んだ末に楽ラップを解約した理由とは?
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こんにちは。キュウキュウです。順調にリターンを出し続けている楽ラップを熟考の末、解約するに至りました。
その理由は以下の通りです。
投資一任型のロボアドに投資を任せる際、リスク許容度をどのように設定するか、投資家にできるのはそれだけです。一般にリスク許容度が低いほど、債券比率が高く、株式比率が低く、リスク許容度が高いほど、債券比率が低く、株式比率が高くなります。どのリスク許容度を選ぼうが、信託報酬は同じ1%なので、期待リターンに対する信託報酬の割合を低くしようとすればするほど、リスク許容度を高くせざるを得なくなります。すると、株式の割合は100%に近づいていきます。ここではっと我に返るのは、株式100%ポートフォリオなら、信託報酬が0.2%程度のインデックスファンドが多数あることです。1%も手数料を払うのは馬鹿らしくないでしょうか。
では、リスク許容度を下げた方が合理的なのでしょうか。いやそうではありますまい。株式に比べて、債券ファンドの期待リターンはかなり低く、ほとんど利益を生まない債券ファンドに1%の信託報酬が発生するのはやっぱりばかげています。
では、リスク許容度を中くらいにしておけばよいのでしょうか。ところが、それでもまだ馬鹿げています。なぜなら、リスク許容度が中くらいということは、世界経済インデックスファンド等のすぐれたファンドが信託報酬約0.5%で運用されているからです。やはり、信託報酬1%は高く感じます。
いずれにしろ馬鹿げているのです。
ただ、楽ラップの運用はとても無難に思えます。だから、銀行預金よりははるかによいパフォーマンスをあげるはずです。しかし、やっていることは簡単にまねできます。もしもぼくが楽ラップと同じことをすれば、信託報酬の差だけ、必ず僕が勝つでしょう。こんなものにお金を払えるほど僕はお金持ちではないのです。
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