2017年12月12日火曜日

未来に先回りする思考法を読んで、ときには非合理的な選択をするのもよいと思った話

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 こんにちは。キュウキュウです。「未来に先回りする思考法」を読みました。これ、すごくいいです!なかでも、Googleの経営者と社員のお話が印象に残っております。要旨は以下の通りです。

 Googleの経営者は社員に、就業時間の20%を好きなプロジェクトに費やすことを認めている。これは、社員のやる気を引き出すための施策ではなくむしろ、積極的なリスクヘッジなのだという。どんなリスクをヘッジしているのだろうか。それは、合理的な判断をくだすはずのGoogle経営陣が間違ってしまうリスクである。

 私はこの話を聞いてとても示唆的だと思ったのでした。超頭のいい人たちでさえ、自分たちがもしかしたら非合理的かもしれないと認めており、その判断を2割引しているのです。私も合理的に考えた結果インデックス投資や世界分散投資に行き着いたのでした。そしてその投資法を支えているのは、金融工学なのでした。でもその理論が間違っていたら?真に合理的な人はそのうちに非合理をも取り込んでしまうのかもしれません。

 リスクヘッジのためにあえて、自分の考えとは異なる方法を少しだけ試してみる。とてもおもしろい考え方でした。そうすると、仮想通貨は怪しいと思っているけど、少しだけ買ってみよう・・・とか。好き嫌いせずにインデックスファンドだけでなく、アクティブファンドも少し買ってみようかな・・・と視野を広げることができたのでした。

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